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最終加筆 2009/02/09

WarbleTone ワーブルトーン の製作

 実はフリーソフトで作れると言うことを知らない方が圧倒的だと思います。要は周波数変調(FM>Frequency modulation)できればいいんです。まー私自身そのフリーソフトを使いながら、ある時期まで気がつかないでいましたけどねσ(^◇^;)

 では早速、種明かしをしちゃいましょう。オーディオで喰っている人がこのページを見たら、さぞや憎たらしいと思われることかと思いますが、そんな事素人の私には知ったこっちゃないですから(笑)

 気をつけなければ行けないのは、サインウエーブも同じ事なのですが、音楽の6倍のエネルギーを持っていると言うことです。長時間再生すると、ボイスコイルの焼損につながりますので、音量と再生時間に十分に気をつけてください。

ご意見・ご感想・アドバイス・ヒマつぶしのおしゃべり等有りましたら、
こちらへ書き込んでください!

こっちのブログの方が最新情報が載っていますので・・・(^◇^;
(ただし、オーディオだけじゃないですけど。。。)


使うソフトは「 WaveGene 」と言うフリーソフトです。
入手先は以下です。

 efu's Page

 WaveGene と一緒に WaveSpectra も一緒に入手しておきましょう。

出来上がって出力したものを、波形を見たりするときに重宝します(^_^)

また上記とは別に SoundEngine Free も入手しておきましょう。なにかと重宝するフリーソフトです。

 


*製作したワーブルトーンは、音の出だしと最後が「バチ」っとノイズが入ります。
SoundEngine Free を使い、始めと終わりをフェードイン・アウトしておくと良いです。
それでも再生途中でオフにするとノイズが入りますが、この場合は回避不可能ですのでボリュームを落とすか諦めるかしか有りませんよねσ(^◇^;)


 
ワーブルトーンの基本設定
 


 

ワーブルトーンのセッティングパラメーター参考例(1KHz)です。

* wave1が基本周波数です。

 
・dbで出力レベルを設定します。

・ステレオ出力なら「 L+R 」にセットする。(自由に選択)

・変調にチェック。(スイープの場合はスイープもチェック) 変調の文字の上で右クリックして「FM」に設定するのを忘れないでください。

* wave2 はいじくりません。

* wave3でワーブルトーンのパラメーターをセットします。

・Hzでワウワウ感(変調の深さ?速さ?)を調整します。
 あまり小さいとワーブルトーンの意味が無くなりますので、
 少なくとも5以上が望ましいです。

・次のdbで変調の幅を設定します
 dbの上で右クリックで%に変更できます。
 約12%(-18db)で1/3オクターブ内に収まりますが、 あまり小さいと変調不足に聞こえます。
 多少大きめにとっても問題ないと思います。
 普段私は-10db(約30%)くらいに設定しています。

・ステレオの場合は「 L+R 」です。


WaveSpectraでの波形・帯域チェックです。


変調幅が基周波数の前後1/3オクターブに重ならないようにするには、大体Wave3の変調幅を12%(約-18db)にします。
そうすると左1番目のように細めの幅(赤線)になります。

変調幅を約30%(-10db)にすると左2番目のように変化の幅が広くなります。
私はこの位のが好きですね。
(好き嫌いで決めて良いのか!?σ(^◇^;))

 
設定項目 Hz について

 

変調の速さを0.5(1/2)にすると左図のようになり、左右の振幅往復で2秒になります。右図は10です。左右往復で1秒間に10回ワウワウします。

1に設定すると往復で1秒です。

1回のワウワウは設定した数値に対し
1/(設定値)
になります。

ですから0.5ですと1/(1/2)=2で往復2秒となり、設定値10は往復で十分の一秒となります。

 
Sweep スイープの設定方法



* wave2 について

・スイープの場合ここで指定した周波数が、スイープの終端周波数になります。
 スイープにチェックしたときだけ関連するので、
 ただのワーブルトーンの時(変調にチェックだけの時)には反映されない項目です
 
・下の出力は「 off 」にしておいて下さい。
 onにするとサイン波出力されてしまいます。