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06/05 14:30−18:30
銚子マリーナ<湾内のヘチで浮き釣り>のはずが‥‥

なんでいきなりオカッパリの浮き釣り?
 今日は久しぶりの餌釣りです。友人と3人で釣行。オキアミを使っての浮き釣りでキビレやチヌやイシモチ等を五目で狙います。場所はマリーナの外側堤防の赤灯付近の湾内です。コマセは使いません。否定はしませんが、私のオカッパリにコマセは有りません。理由は面倒なだけだったりして‥‥。
 2時近くまでは老人ホームの慰問調髪で十数人のカットをしたのでちょっと体はガクガクしています。なんせ40歳の中年なもので体力は落ち気味ですから。まー、そういった理由もあってのんびりと浮き釣りにしたかったのです。

タックルは?
 道糸は3号のサンヨーFLEX(シーバスに使用のね)、ハリスはバリバス365の1.5号、針は本来ならチヌの2号なんだが当日は3号しか手持ちがなかったのでまーそれで良しとした。撚り戻しは16番、ちっちゃいね。ウキはこれも専用が破損しているのでイシモチ用の2号の発光ダイオードウキを流用。重り1号で使う。問題はロッドだが、なんせここ数年使っていなかったので専用がやっぱり見つからなかったのでデスペラードを使用。ロッドの弾力は期待できないのでリールのドラグをズルズル気味に使用。

どうやって釣るの?
 まずはハリスを一ヒロとり、流れがあったので針上30cmにガン玉を打ってウキ下は底ぎりぎりに調整。水深が3mほどなので底から30cm位を狙うんです。投入ポイントは太陽を背にしているので水面にできる防波堤の影の陰影の境にする。そうするとつけ餌は影の部分で漂うはずだ。流れの上側に竿一本半〜二本位の長さで投入、そして潮に任せて流していく。流しきったら又潮上に投入する、それの繰り返し。ね、簡単でしょ!

ところが???
 湾口の外側では何頭かのスナメリ(イルカの仲間)が何かを食い上げてボイル(って言うのか?)している。凄まじい光景だ。何かやな予感。魚は逃げてしまっているかも!と思ったが一時間もせずに居なくなってしまっていた。
 その頃私の横には何故かイカスッテのサビキを垂らしたロッドが置いてあった。その道糸がやたらと横に流れている。慌ててそっちに持ち換えると、ずんとイカの重みが伝わってくる。シリヤケイカ2杯目をゲット!実はここのポイントにくる前に湾奥で1匹ゲットしていたんです。しかしウキの方は相変わらず不調だなー。あれ?なんだろう??ウキが沈みもせずに潮の流れとは反対側に流れて行くぞ???そっと持ち上げてみると、オキアミにイカ!ではありませんか。なんなんだか、嬉しいような嬉しくないような、これではチヌ狙いはむりそうだなー。そうこうしていると同行の友人にもイカがヒット。

しょうがないので
 ウキをしまって本格的にイカ狙いに切り替えました(ハハハ‥‥)。普通はキャスティングするんでしょうが、私はそんな野暮なことは致しません。何故なら上記の状況を判断すればイカは岸壁際の影の部分を回遊しているのは明らかだからです。ですので岸から1m以内をリフト&フォールだけです。
 まずイカサビキにもシンカー代わりに4号の餌木を使っていたのでフォールの時にも当たりを逃さないようにラインを張らず緩めず位で落とし込んでいき、リフトもしゃくると言うよりはスーッと持ち上げる程度のアクションでした。当日はしゃくるよりもこの方がのりが良かったですね。もちろん餌木1個で使うときにもこの誘いでOKでした。
 日が高いうちは赤系にヒットが集中していて5時半をすぎると青系に集中しました。はっきりとカラーセレクトしてきますので面白いですね。間違った?カラーの餌木では乗ってこないんでしょう。

‥‥
 実は、周りに餌木を湾内に向かってキャスティングしているアングラーが何人かいるのですが、回遊ルートをわかっているのかいないのか、釣果は伸びていない様子だったのです。教えて上げたいけど良いのか悪いのか‥‥プライドっていうやっかいな物もありますしねー。しかたなく私たち3人で際を攻めていました。

結局
 私が11杯、友人が3杯づつゲットして、6時半納竿としました。

 大きな群が入っていない状況で周りのアングラーに比べて釣果をのばせたこの日は冴えまくっていました。(内心ムフフ状態でした)同じ場所でやっていた友人とのこの釣果の差も誘いの差でしょうね。餌木のカラーを交換してあげても釣れるのはわたしですから、ムフフ‥‥。(決して彼らを見下しているわけでは有りません。彼らはイシモチ等の餌釣りでは私よりもうまいんですから)

イカがいっぱい、道具も台所も真っ黒!&イカの骨?甲羅?です

本日の成果   イカの甲です

 1.特に日中は際を狙え。投げる必要は無い。(足場の陰を狙う)
  ルアーマンを気取って投げていては釣果に差がでます!

 2.マリーナは、際の水深は3m程度なので9〜10ft位のシーバスロッドなら
  リールを巻いたりせずに竿の上下だけで誘いはできる。
  (バスロッドでは短いのでやりづらい)

 3.シャクリは水面近くまでゆっくりと大きくシャクったら、
  フリーフォールで底まで落とし(ここでラインは張る必要は無い)
  底で5秒〜10秒ステイさせてから聞き合わせるだけでよい。
  フォール途中にラインがたるみイカがのった様でも少し待ってから聞き合わせる。
  *注*これは4号の餌木での事。
     3号なら張らず緩めずでやりましょう、フォール途中でもあわせてOKです。

 4.のってから巻いてくるときに他にイカが見えたら、
  テンションを緩めないようにしながら誘って2点3点掛けを狙おう!
  (スッテサビキ仕掛けの場合、難しいけどね)

 5.最重要事項!
  とにかくフォールはゆっくりと!
  4号の餌木では若干早く感じた、3号でOKでしょう。
  のりも4号では針掛かりしないでスカの時が有りました。
  ステイを3号より長く取ることで若干掛かりは良くなります。
  3号なら殆ど掛かります。

以上簡単な?シリヤケイカ釣り講座でした。
その後の釣行でわかったのですが上の方で書いたほどは
カラーにはこだわらなくてもいいみたいです。
赤と青があれば殆ど大丈夫みたい。
アオリみたいにそれほどセレクティブでもなさそう。
アクション(ゆっくりと落としこむ)のが釣果には大きく関係しているみたい。