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00’09/25 13:00−18:00(出港−帰港)
茨城県波崎町 SEA MASTER第2東洋丸  
<カンパチ&イナダのジギング>

さて、今回は
 10月に入るとカンパチは数が減ってしまうのが例年の傾向ですので無理矢理釣行を決行。
 同時にイナダも数が増してきているし、運が良ければワラサ、ヒラマサも可能性がある。現に18日にヒラマサ10kgが釣れているのだ。
 船頭さんに電話をすると、このところ午後のが好調とのことなので09/25(月)の午後船に乗船する。乗船人員は7人でした。
天気は晴れて暑いくらいでした。
タックルは、12lbclass、16lbclass、30lbclass(baitrod)の3本を持参。
ロッドは全てダイコーのサザンクロスで統一してある。(単純に予算の都合だったりして‥‥)
それぞれにアルテグラ5000+PE2号、penn6500+PE3号、オシアジガー2000+PE4号をセット。
主力は2番目のタックルだ。

いざ、実釣です
 利根川沖の潮目付近のポイントに着き、早速投入。水色は濁り。まずはDUELの80gサバカラーから始める。指示どおりハイピッチショートジャークでしゃくるが、しかしあたらない。反対側ではヒットの声がするがこちら側では当たらない。そうこうしていると船頭から釣れている人のヒットカラーについてアドバイスを貰い、ピンクバックホワイト70gにチェンジすると、途端にヒット!まずまずのカンパチ40cmだ。暴れる魚をなだめながら針を外し(ここが釣行後にポイントとなった)再度投入すると、又ヒット。
 しかし、急にジグの重ささえなくなる!ダブルラインで切れているではないか。しばらく後にわかったのだがサバフグの仕業だったのだ。唯一のピンクバックホワイトを無くしてしまった!仕方ないので適当にアピールカラーをシャクリ、カンパチやイナダを上げていく。しかし、サバフグがピンク系に反応して群がりはじめるとメインラインごと切られる人も現れ、このポイントを後にする。

だんだんと爆釣へ
 今度は波崎沖30m前後の定置網の入っている好ポイントに入った。水色はやや濁り、後、澄む。網やロープに気を付けながらP-BOY80gピンクをしゃくりはじめる。気をつけたって引っかかるときはしょうがないのだが。潮が速くないのでキャスティングして斜めに引いてくると良いとのことなのでバーチカルとキャスティングを混ぜてやりました。
 やはり可能な限りハイピッチショートジャークで早巻きを繰り返す。殆ど水面下2m位で食ってくるが、しかし底から追ってきて水面直下でくうので、着底させてからのが確率は高いようだ。これは後から考えたのだが、ヒットして巻いてくると魚が寄ってくるので隣の人と交互にシャクれば魚を途中で引き留めておく事ができるのではないか?上ずらせる事ができれば後は簡単に思えます。ということは、多人数で交互にしゃくった方が効率が良く、かつ魚を船に留めておくことができると言うことでしょうか。そしてどうせ食ってくるのが水面直下なら、下からはただ引きの早巻きで誘い、途中からショートジャークに変えて食わせる方のが良かったのかな。アクションが変わる時に食ってくると言うしね。ここで功を奏したテク(っていうほどでもないが)は、ジグが水面から飛び出す寸前に最後の一しゃくりがうまくできれば(ここで次のシャクリをせずに)ジグにヒラを打たせ追ってきた魚に食わせる事ができたことでした。これで4投連続ヒットさせました。(多分偶然ですが‥‥)ここではオシアのブラックフレークメタリックを使用。(実はこれは銚子〜鹿島で食いの渋い時の必殺兵器なんですが)
 その後P-BOYに換えて続行する。なぜ又P-BOYにこだわるかって言うと、はっきり言ってヒットルアーはブランカ80g〜100gピンクが圧倒的に強いと言う船頭情報&実際の今日の釣果だからです。そして一週間前に釣れたヒラマサ10kgもブランカ100gピンクという事実、それに一番近いのがP-BOYだからです。  その後ボツボツあたるがバラシが増えてきた。釣り上げた数よりバラシのが多い位だ。ジグをくわえた重みを感じてもアシストフック(もはやメインだが)にかからない事が多い。テールにもフックをセットしたほうがよさそうですね。

爆釣タイムも去って
 四時頃になり日が傾いてくるとミドルジャークでもヒットし始めるがバラシが多い。ここであらかたお土産は揃ったので大物(ヒラマサ)のポイントに入る。しかし釣れるのはカンパチとイナダばかり。しかも食いが浅いような気がする、ジグだけくわえて針にかからない。又ここではヒラマサも期待できるというのでベイトロッドに変えてやっていましたが、スピニングタックルでの左手ハイスピードリーリングで壊れかけていましたので、カンパチのヒットでリフティングできずにのされてしまい、改めて体力のなさに気がついた次第でした。

 そして五時半に納竿となる。

‥‥ 結 果 ‥‥
 結局釣果は、カンパチ(35-45cm)12匹以上、イナダ(40-50cm)5匹以上でした。(数を数える前に友人宅で適当に配ってしまった)幸いにして?24Lクーラーにぎりぎり満タンでした。船中トップは50匹を越えていたんではないでしょうか。60L位の青物クーラーに満タンでしたからね。
 イナダとカンパチの引きは全然違いますね。35cmのカンパチと50cmのイナダが同じくらいかな。イナダはサバ程ではないが走りますが、カンパチはとにかく下に突っ込むので型は40cmレギュラーでも楽しめますよ。又キャスティングメインに使用の12lbタックルでは40cmカンパチではバットまでもって行かれましたが、ライトタックルのが面白いのは面白いですね。今日最大のカンパチ45cmは引きを堪能できました!これが5kgオーバーってなったらと思うとぞっとしますよ。

‥‥今日の分析‥‥(ブランカのまわし者ではないのですが)
★ジグの形はフォーリングを意識したもの(スパイラルフォールとか)ではなく、シンプルな物のがよい>船頭の分析、又ブランカがヒットジグという事実。カラーは濁り潮用にピンクホワイトやスーパーグローと、ブランカやP-BOYみたいなキラキラするものだけで十分。船頭の話によると同じキラキラ系でもP-BOYの様な細かいキラキラよりもブランカの様な大きなキラキラのがヒットは多いと言っていました。
★テールにもフックを装着した方が下から追ってきて食っている時には有利である。
★早巻きのできるタックル(スピニングリール)を使用したほうが疲れない>ハイピッチショートジャークの連続で腕はボロボロです。
★そして、一番数に差が出た要因ですが、フックはバーブレスにしておくこと!私が1匹はずしている間にバーブレスの人はもう1匹釣っているという事実!!抜いて船上に落とせばもう外れている!これは最後の最後に見た光景でした。(もっと早く反対側を偵察していれば‥‥)






しかし、やっぱりシーバスのが面白いと思うのは私だけでしょうか??