情報化環境

 コンピュータのハードウェアやソフトウェアには多くの種類があり、メーカーや機種が異なってもデータを共通して利用できる工夫が必要です。これを実現するためのキーワードを互換性といいます。言い換えれば共通の規格で統一するということです。共通の規格を設定することを標準化といいます。
 
【標準化】
・ISO(国際標準化機構)
 工業製品の国際的な標準化を目的として1947年に設立された機関。
・ANSI(アメリカ規格協会)
 米国の各種団体で定められた規格を審議し、承認するのが主な目的である。
・IEEE(アメリカ電気電子技術者協会)
 電子部品や通信方式などの標準化を行う。
・JIS(日本工業規格)
 日本の工業製品全般に対する規格を定めたもの。
・デファクトスタンダード(業界標準)
 公的な標準化組織が定めた規格ではないが、広く市場に普及しているもの。MS-Windows、TCP/IPなどはデファクトスタンダードである。
・企業標準
 社内標準や社内規格とも呼ばれるもの。
 
【情報設備の購入のポイント】
・TCO
 情報設備の導入からソフトウェアの購入、運用に関する人件費など情報設備を管理維持していくために必要な全てのコストのこと。
 
【ソフトウェアの購入のポイント】
・サイトライセンス
 企業などで大量に同じソフトウェアを導入する場合に利用できる一括導入ライセンスのこと。
・アカデミックライセンス
 学校や研究機関を対象とした割引制度。