障害の予防対策

 「備えあれば憂いなし」。予期せぬ事態が起きても被害は最小にしたいものです。そのための取り組みを紹介します。
 
【信頼性の向上】
・ミラーリング
 1枚のインタフェースカードに2台のハードディスクを接続して、常に同じ内容を書き込む方式。1台のハードディスクに障害が発生しても、もう一台には正常なデータが記録させる。
・デュプレキシング
 ミラーリングでは、インタフェイスカードに障害が発生すると、正常なデータが記録できない。そのための対策としてインタフェースカードも2枚使用して信頼性を高めた方式。
・RAID(レイド)
 複数のハードディスクを並列に並べ、全体を一つの記憶装置として制御し、データを記録するする方式。
 
【防災対策】
・地震対策:情報機器の固定、免震床の採用
・停電対策:無停電電源装置(UPS)の採用
・落雷対策:サージ電源カット装置の設置