古の名言集 |
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論語 - 生きる知恵 - |
1.危険に近づく 学んでも考えなければ無駄になる。考えても学ばなければ危険に近づくようなものだ。 学而不思則罔。思而不学則殆。 2.占いの意味 南国に言葉がある。それは、【変わらぬ信念を持たぬ者には、占い師も医者も手の施しようがない】というものだ。良い言葉だね。徳を確固たるものとしなければ恥を受け入れるしかない。これでは、占いなど役に立たぬであろう。 南人有言。曰、人而無恒、不可以作巫医。善夫。不恒其徳、或承羞。(子曰、)不占而已矣。 3.道理と発言 国に道理があれば、立派なことを言い、立派な行動をとるべきである。国に道理がなければ、立派な行動をとっても発言には気をつけた方がよい。 邦有道、危言危行。邦無道、危行言孫。 4.万全(ばんぜん)の計画 遠い先まで配慮していなければ、必ず近くに憂いがある。 人無遠慮、必有近憂。 5.責めと実力 自分自身を鍛え、薄く人を責めれば、怨みから遠ざかる。 躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。 6.詩を役立てる 弟子たちよ、なぜ詩を学ばないのだ。詩は感動のために、全体を見渡すために、集団行動をとるために、悲しみを共感するために読んだほうがいい。家庭でも職場でも役に立つし、たくさんの鳥獣草木の名を知ることができる。 小子、何莫学夫詩。詩可以興、可以観、可以群、可以怨。邇之事父、遠之事君、多識於鳥獣草木之名。 |