『雨のち、晴れ』


今朝も雨が降っています。


遠くからは始発電車の車輪の音が、
大きくなり、そして、小さくなって行きます。


他には何一つ聞こえないのです。
ただ、雨の滴が降り来る音だけが静かに響くだけ。


ひとつ、ふたつ、雨が私の頬をつたう。
何もかも水色に染め上げながら・・・。


悲しみの雨音。
さよならの雨音。


きっと明日は晴れるから。
もう少し、この雨を見つめていたいのです。


Tomoi Fujisaki

CLOSE