『通り雨』


遠く入道雲、小石蹴飛ばしていた頃
目の前の暗闇に気付かずに、下ばかり見てた
通い慣れた道
初めから決まっていた道
寄り道すると怒られた

けれど・・・

目の前のアスファルトに点々と黒い模様
次第に数が増えていく黒い模様
突然走り出して行く友達たち
慌ててその後を追いかける

でも・・・

みんなが帰る場所は同じじゃない
一人、一人と離れて行く友達たち
気が付くと一人だけで走り続けていた
ずぶぬれになりながら走り続けていた

そして・・・

がむしゃらに走り続けたその先に・・・

通り雨、光ってやんだ


Tomoi Fujisaki

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