『オリコン THE 一番』 2000年6月26日号
−ラジオで4人の詩を発表した時、あさぎちゃんの「スクールガール」は、他の子のに勝ってたと思いますが。
「やー、みんながかわいらしい詩を書く中、私はなんで、こんなオッサンみたいなことを書いてるんだろうと(笑)。
<今しかない>とか<青春を楽しまなきゃ>と言ってる時点で、オッサンかなって。
みんなのは女性アナウンサーが読んでくれたのが合ってたのに、私のだけオッサンが読むイメージで(笑)」
−あさぎちゃんって、話し言葉も妙に年寄りくさいよね。「何ぶん」とか(笑)。
「あははははは(笑)。父と兄がすごい語彙力のある人で・・・・・」
−だから、「語彙」なんて普通、高校生は言わないでしょう(笑)。
「あははははは(笑)。若者らしくしなきゃ」
−”勉強はイヤ”って詩だったけど、授業中はどうしてるんですか。
「真剣に聞いてるつもりだけど、抜けてるらしい(笑)。先生の顔を真剣に見てたら見抜かれたみたいで、
「分かった顔して分かってないヤツがいる」ってよく当てられます。目だけ見開いてるように見えるらしくて」
−その時、あさぎちゃんの精神状態は?
「無です(笑)。先生の話も聞いて、ノートも取って、自分でつけ加えて書いたりもしてるのに、
無なんですよ(笑)。茶道部の合宿で座禅を組んでた時のような(笑)」
−”今が青春”と感じる瞬間は?
「人目を気にせず、大笑いできる。教室で友達に心配されるぐらい、ずーっと笑ってるんですよ。机をバーン!とか叩いて、
アザとかできてて(笑)。何やってるか覚えてないんです。そういう恥ずかしいことができるのも、今だけだろうなと」
−恋愛でときめいたりはしません?
「青春だからしてみたいんですけど、相手がいないというか何というか(笑)。男の子なんか、寄り付きゃしない感じ(笑)。
妄想のしようもない。どんなことがあるんだろう」
−ラジオで初めて進行役をやったときは、やけにテンション高かったよね。
「空回りで(笑)。気づいてたんですけど、戻れなかった(笑)。「ピュアピュア」の時もオンエア見て、
”何でこんなにテンション高いんだろう”と思ってました(笑)」
−デビュー当時は、キャラ違ってたよね。
「髪が長かった頃は、こんなしゃべってなかった。最近はどこ行ってもしゃべってるんですよ。学校でも仕事場でも。
家でも母親とリビングでずーっと話してて、リビングを立つと一緒について行ってしゃべり続けて、「いい加減にして」って言われる(笑)」
−麻理奈ちゃんたちとカラオケやった時も、盛り上がったそうですが。
「ああ・・・・・あの時は私、フィーバーしてて、ワケ分からなかった」
−だから何で、「フィーバー」なんて言葉が出てくるわけ?(笑)
「あははははは(笑)。おかしいなー。・・・・・恥ずかしくなってきた(笑)」