『日経ベストPC+デジタル』 2004年7月号
我が親友D−snap氏を使い始めてから早4ヵ月。日に日にデジタル化を遂げている工藤あさぎです。
ゴールデン・ウィークも終わり、大学の授業もそろそろ本格化。
というわけで、今回私はこの利発で聞き分けの良いD−snap氏に、
大学生活という新たなる土俵での才能発揮をしていただこうと思い立ったわけです!バババーン!!(←効果音)
なんという突飛かつ画期的な発想!我ながらホレボレ・・・・・。
説明書を片手に、氏のどんな活躍が期待できるかと考えあぐねていると、
その文字は突然我が目に強烈な衝撃とともに飛び込んできたのです!
そう、このD−snap氏、私の使っている64MBのメモリーカードで、
最大約2時間11分の録音が可能だっていうじゃないですか!
と、いうことは、90分である大学の授業をまるまる1コマ収納できるってことじゃない♪
そうと決まればさっそく使ってみよう♪
いやはや、D−snap氏を使い始めて4ヵ月で、急速にデジタル化が進んでいる私にとって録音なんてたやすいことです。
すぐにマスターできました。これで準備は万端、いざ出陣です。
次の日教室につくと、おもむろにD−snap氏を鞄から取り出し、
マイクを教卓に向けておいた私は窓から降り注ぐ温かい光と小鳥のさえずりに包まれて、
心地よい惰眠をむさぼったのでした・・・・・。
90分後お目覚めした私は、録音された音を聞いて激しく落胆することになりました・・・・・
雑音ばかり拾ってしまって先生の声がまったく聞き取れない〜。
どうやらマイクの近くで喋る声には素晴しい力を発揮してくれるD−snap氏だけど、
大きな教室で教授の声を録るのには向いていないみたいで。
これからは、授業はサボらずにちゃんと聞こうとあらためて誓う私なのでした。
デジの道はまだまだ険しいっ!!