東日本大震災の記憶 - 質量とエネルギーの等価性() - |
||||||||||||||||||||
【 Menu 】 | ||||||||||||||||||||
という公式は、計り知れないほど膨大なエネルギーがあれば物質が誕生する可能性があることを表しています。 公式が発表されると、物質をエネルギーに変換することができれば強力な兵器が作れるのではないかという発想から、核爆弾の開発が行なわれました。 上記の公式に従って計算すると、わずか1gの質量でも膨大なエネルギーを持っていることが分かります。じっさいに計算してみましょう。 E と m は変数。c は定数。 小数点以下は赤で表示しています
一般家庭(標準4人世帯)の年間電気使用量を3,400Kwhとすると、1円玉1枚(1g)で、1年間にわたって7,000世帯以上の電力を供給すること可能です。 広島に落とされた原子爆弾のエネルギーは約62,800,000,000,000J(諸説あり)です。このエネルギー量は、1円玉が持つエネルギー量の約69.9%です。「1円玉の持つエネルギーで都市を吹き飛ばすことができる」と表現されることがあるのも納得できます。 広島原爆には、約50Kgのウラン235が使用されました。このうち核分裂を起こしたのは約1Kgと推定されているそうです。 1Kgのウラン235は、核分裂によってエネルギーを放出し、0.68gの質量欠損が生じます。 たった0.68gの質量欠損によって大勢の人々が犠牲となり、多くの家屋が破壊され、大量の放射性物質がまき散らされました。 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
計算に利用したウェブサイト http://keisan.casio.jp/ |
||||||||||||||||||||