東日本大震災の記憶
 
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防災用品
 大規模災害が発生した場合、救援物資が送られてくるまでには時間がかかります。自治体などで備蓄している物資が底をつく事態も考えられます。ですから、自衛のために防災用品を揃えておいたほうがよいでしょう。
 近年、富士山の噴火が心配されていますが、富士山が噴火すると、その火山灰による影響で火力発電所が停止し、大規模な停電が起こるといわれています。停電すると、電気・水道・ガスなどのライフラインが使えなくなります。
 防災用品を揃えておくことで、地震だけではなく、台風や火山の噴火など、あらゆる自然災害に備えることが可能になります。防災用品は、1週間分を目安に備蓄しておきましょう。
【非常持ち出し袋に入れておきたい防災用品】
- 消防庁のホームページより −
印かん、現金、貯金通帳
救急箱
懐中電灯、ライター、ロウソク
缶切り、ナイフ
衣類、手袋、毛布
ほ乳びん、粉ミルク
水、インスタントラーメン、ビスケット、チョコレート、缶詰
ラジオ、電池
ヘルメット、防災ずきん
*個人的には、印かんと貯金通帳は必要ないと思います。大規模災害時、おおむね10万円を限度に金融機関が引き出しに応じてくれます。本人しか知らないと思われる質問に答え、名義人であるこが証明されれば、印かんや通帳は必要ありません。

 上記の他に、以下のような防災用品を常に携帯しておくことが有効であるといわれています。
 倒壊した建物などに閉じ込められたとき、救助が近くに来たら笛を吹いて存在を知らせる。
携帯トイレ  生理現象は止められない。
マスク  倒壊した建物の周辺では、ほこりが舞う。
 避難所での感染予防。
ポリ袋  避難所で支給されたものを入れる、汚物を密閉するなど、使い道に困らない。

例)
 ・スーパのレジ袋
 ・可燃ごみを入れるのに使う45リットルなどの大容量袋
    → 簡易的な防寒着としても利用できる
ヘルメット  折りたたみ式のヘルメットをカバンに入れて持ち歩けば、災害時に頭を保護できる。

 紹介した防災用品に加え、自分に必要なものは用意しておきましょう。頭痛持ちの人には頭痛薬が必要かもしれません。